ヒロニューのブログ

人生を充実させたいアラフィフ独身おじさんのつぶやきです。

占い師にでも見てもらおうか?

いつもはそうは思わないけれど、帰省直後の休日は孤独感が強くなる。俺は独りで何をしているのか?何をしようとしているのか?と。

思えば東京に来て7年。前半の4年は会社の寮だったので孤独感はそんなになかった。3年前寮を出て全く知らない土地に単身やって来た。それでも当時はSNS全盛で、前の会社の仲間や田舎の友達ともつながっている感じがしていた。「これで寂しくない!」小学校の同級生までつながっていた。これからどんな時代になるのか?凄いな!と思っていた。

 

それが最近は、その勢いが衰え、記事を投稿する人も一部の人のみになって来た。自分もほとんど投稿しなくなっている。SNS以前の時代に戻っている気がする。ブログ(前やってるやつね)を書いていても面白く無い。

飲み会の数も減った。帰省時に飲みに行く友達との会話も合わなくなった。メールやLINEでやりとりする女の子もほとんど居なくなった。皆、少しずつ変化していっている。それぞれの生活を生きているのだろう。自分は止まっているのか?後ろを見ているのか?寂しい。

 

何か新しいことを初めて新しい仲間を作ってと思うけれど中々動けない。歳をとると経験則が邪魔をしているのか昔より腰が重くなっている。テニスもな~。今年からMatchi.comをやってるけれど登録しているだけでやる気がしない。婚活イベントも1年半は行っていない。休日はテレビを見ているだけ。ネットサーフィンしているだけ。ただただ歳を重ねるだけ。結婚して子供作って親孝行しなければと思うけれど何からしたものか?行き詰っている。このまま東京に居るのか?この仕事でやっていけるのか?どうしたものか?自分がどうしたものか?

 

占い師にでも見てもらおうか?44歳おじさんがそんなことを考えている。

 

 

新期の会議に出て

すきま時間にブログを更新。

 

昨日は久々に本部の会議に出席した。

4月から新しい体制となり本部の人が代わっている。会議室に行く前にあいさつが必要だ。44にもなって「やだな~」と思っている自分。

 

若いころは、歳を重ねると色々こなせる大人に自動的に成れると思っていたが、この歳になると、そうでもないと思えるようになった。各々の自己鍛錬や経験が必要なのだ。どう歳を重ねていくが大切なんだなぁ。まあ自己嫌悪は「敵」なので、あまり考えない様にしよ。結局あいさつはしなくて済んだ。

 

会議も何とか乗り越えた。(今後色々フォローが厳しくなりそうだが)

会社変わって8年目になるけれど馴染むのは難しいね。これもこれで仕方ないけれどな。

 

ビルを出てホッ。どこかに飲みに行きたい気分だったが「今から飲みに行く?」と誘う人が居ない。

改めて「孤独だな~」と感じた。

 

こちらも何かしていかないと作られないものだな。

確かに頭がスッキリする本

 

 はてなブックマークで高評価だったので購入してみた。

読むと、いつの間にか頭がスッキリしている。すばらしい本だ。2017年3月で第15刷発行(2015年7月第1刷発行)が良書であることを物語ってる。

 

このブログの記事からも分かるように、自分は何かと悩みが多い中年である。落ち込むと啓もう書とか自己啓発本を買って乗り越えようとしている。何冊も買って読んでいるはずなんだがいつもモヤモヤ。夢を持って生きろとか、こういう行動で人生を切り開けとか、書いていることは分かるのだけれど、どこかしっくり入ってこないことが多い。

そんな中、この本を購入。「なるほど~」とすーっと心に入ってくる言葉が多かった。

 

この本の面白いところはアプローチの方向かな。「悩み」に対してどう行動するかという外に向かうのではなく、その時どう感じているか?という内(心の反応)に焦点をむけているところ。

そもそも「人生には悩み(苦しみ)がある」ということを前提として受け入れ、そこから自分がどう反応しているか?というところに焦点を当てている。自分の心の反応を客観的に見ていくことで心を鎮め、「ムダな反応」をしないように気持ちをコントロールしていく流れ。

 

それらをブッダの教えから説いている。といっても宗教色はあまり無く、どちらかというとカラダを意識した科学的な感じが強い。(マインドフルネス)

 

良く知られるが人間は「七つの欲求」で突き動かされており、それらを求め続ける「満たされない心」が常にある。この心の状態をきちんと見ることで「ムダな反応」から抜け出す。

自分は寝る前に日記を書いている。思い返すと、よく最後に「このままでは駄目だ」と書いていた。何度も書いてるもんな~。進歩しねーなと自分に嫌気が指していたが、そもそも心は、そういうものなんだろう(満たされない心)ということが分かって嬉しい。

もう一つのそもそもそういうものなんだろうは世の中。

米国はシリアにミサイルを発射するし、アベノミクスは成功しているのか分からないし、年金がもらえるのか分からないし、地震で死ぬかもしれないし、職場で嫌な人と一緒になるかもしれないし、一生孤独かもしれないし・・・。人が生きていくうえで、問題が無かった時代なんてなかったんだろう。世の中そういうもんなんだろうなとも思えた。そんな先行きが見えない中、人は結婚して家を建てて子供を育てて仕事をしているんだろうな。皆そんな中で頑張っているのだ。

 

自分は「ムダな反応」が多く不安で何もできなかった。そこを気付かされた。

 

ここからは、そもそもそういうものなんだろうという心をそもそもそういうものなんだろうという世の中で、どううまくコントロールしていくかだろうな。 

 

 悩みはまだそこにあるのだけれど頭はスッキリしている。この本の効果だ。ありがとうございました。

 

送別会の想いには違いがある

昔の上司が異動になるので送別会に参加した。なんだかぎこちなかったか?贈る言葉も気持ちが入らなかったか。昨年はもっと想いが有ったと思う。やっぱその人との関係性かな?その感じが正しいのだ。自然体が一番ね。

ちょうどいい趣味

何が好きですか?と、聞いてくれる人にすんなりと答えられない。◯◯が好きでね〜。と言えればいいのだが正直そこまで語れるものが無い。趣味と言えるものがさっと言えれば親睦も深まるだろうに。日本人の真面目なところか?人は人を簡単に理解したいが実際はそうもいかなくてというのも分かる。が、そんなところまでグチグチ話さなくても良いわけで。ちょうどいい趣味、好きなものをカラオケの十八番みたく用意しておくのも処世術だろう。ちょうどいいやつね。

飲みを誘われたら行くべし

最近のモヤモヤが飲みによって消えたはなし。未だ少しアルコールが残っているが、ここ最近の落ちていた気分が復活している気がする。我ながら転職を考えていたのが怖い。一度実行すると後戻りできないからね。元々酒が弱いし彼女も居ないしけたおじさんが色々詮索されたくないので飲み会は避けて居た。が、ここにきて45手前になって恥ずかしながら飲み会の大切さを知った。ただ顔を出すだけでいいんだよと言って居た営業部長のはなしがありがたい。そうだよな、聞き役でいいんです。飲んで深めるて「おじさんかよ」と敬遠していたけれど、それなりにベタだけど意味があるかなと思えるに至った。なんか変わっていければ良いかなと。

嫌な気分を抱えた夜は早く寝ろ

嫌な気分を抱えている。もっと自分から動かないと〜と昨夜飲みの席で上司に言われたのが原因だろう。と、言われてもな〜。今後執行されるであろう人事異動。なすがままか?通用する?自分から動かないとな。

鬱の気持ちを書き留めておく

久々に「鬱」の気持ちになったので記録に残す。どんな感じかというと胸がもやもやして泣きたい気持ち。これ平常時に中々思い出せないんだよな。

今日は能力以上の仕事を依頼されストレスがかかった。腹は下すし食欲もなくなる。そのことで頭がいっぱいになる。「で、どうしろというんだよ」

最終的には、他の人が対応してくれたおかげでクリアすることができたが・・・。

中途入社の自分には厳しいわ。期待されるほど能力ないし。これからうまく行きそうにないな。

ま、こう書いていると楽になって来たか?あんまり考えるな。だな。

排除される側からの視点(コンビニ人間)

 

コンビニ人間

コンビニ人間

 

 流石、芥川賞を受賞しただけあるなと思える内容だった。

読む前は、コンビニに全て依存して生きている奇妙な現代人を描いた今風の作品かと思っていたが、ちょっと違った。コンビニの店員が人間の生きる意味を問う内容だった。

 

主人公の古倉は36歳処女。結婚も就職もせず18年コンビニバイト一筋で生きている。幼いころからちょっと変わっていて気味悪がられていたため、バイト仲間の私服や、しゃべり方をまねたり何とか周りに合わせて生きている。「なぜ結婚しないのか?」「就職しないのか?」と聞いてくる人には「身体が弱いから」と言葉を濁して説明している。そんな中、白羽という男性アルバイトがやってきて・・・。

 

「現代の日本は縄文時代のムラから変わっていない。男は狩り(仕事)に行き結婚し家庭を守る。女は結婚し子供を産み育てる。それ以外の存在はムラから排除される。」白羽はキモくて最低の男だが話すことは、まんざら間違っていない。

 

ここには自分も「排除される側」の人間だなと思えた。

現在、仕事はしているが44歳にして独身で彼女も居ない。他の人からは気味悪がられて居るんだろうな。同僚と会話してもプライベートなことをあまり聞いてこないところに気を遣わせている感がある。ごめんね~。結婚すればもっと楽に話せそうな気もするが。

 

この作品が芥川賞を受賞するということは内容に共感している人が多いということだろう。そう思うと少し救われた気がする。

やっぱり読書は大切だね。

直ぐに答えは出ないけれど自分なりに何かを持って生きていきたいと思えた。

著者の村田さんに感謝。 

中にいるとその特異さに気付かない

 

 げんきとは「自分なりのストーリーを見つける」ことだそうで、ここのところ元気がない日本に元気を取り戻してほしいという願いを込めてこのタイトルにしたのだそうだ。単語や年号を覚える歴史ではなく、今の日本に通じる人間の営みを感じる歴史書だった。内容は、二人の社会学者が対談形式で18の疑問について日本の歴史を語り合う構成となっている。

 

最初の疑問「縄文式土器はなぜ世界一古いのか?」の対談から意外だった。

土器は重いので持ち運びに適さない。よって土器が出土するということは、そこに定住していたことを示すらしい。つまり日本は農耕をする前の縄文時代から安定的に食料を確保し、争いも少なかった場所だったことが分かるのだそうだ。

 

この本を読むと、中に居るとその特異さに気付かないことが分かる。

封建社会とは、王様が居て身分が有って農民が居てと、どこの国でも似たようなものだと思っていたが違うみたいだ。中国では天が皇帝を生む儒教の教え、西洋では教会と諸国の関係それぞれ独自のルールで社会が動いている。日本では幕府が行政を行うも天皇がそれを任命するという二重支配の独特のルールがある。新しい支配者が天皇家を倒して次の社会を作れば分かりやすいのだけれど実際はそうはならない。天皇家と新しい支配者は絶妙なバランスで相互作用していたようだ。(ここの部分は難しい)

 

人間が社会を形成して生きていくには何かしら納得できるルールが必要となる。世界中同じ人間なのにね~。環境や習慣でこうも変わるのか?ホント人間とは面倒くさい生き物なんだなと思えた。そこが面白いとも言えるのだけれど。

 

日本人はこの特異性でこれからをどう乗り越えていくかだな~。なんて。 

現場主義者の暖かさ

 

強く生きたいあなたへ (WAVEポケット・シリーズ)

強く生きたいあなたへ (WAVEポケット・シリーズ)

 

今年最初に読んだ本。

中小企業研究者の著者が、長年にわたり関わってきた中小企業の経営者や従業員から得た生き方を語った内容。

 読んでいて何度か涙が出てきた。

 

日本には「利益追求」以上に「社員の幸福」や「社会貢献」を第一としてたくましく経営を続けている企業がたくさん在ることを知って驚いた。(他の著書「日本でいちばん大切にしたい会社」ての耳にしたことあるな)

やっぱり大切なのは「知識」なんだな。

むやみに不毛な価格競争をするのではなく、自社の強みを考え、設備投資を行い、特定の大企業に依存しない経営が会社を強くする。とあった。

 

「強く生きる」とは「本物」になること。

 

特に印象に残ったのは「正しいことをするには、地位を高める必要がある」といったところ。上司から理不尽なコストカットを支持されて下請けにどう対応したらよいか?と悩む若者に対し、今上司に反旗を翻し得する人が居るのか?今は耐え「力を付けてから改善しよう」というアドバイスに色々な経験をした人が言えるリアリティな言葉だなぁと思えた。

 

やはり社会人は新聞を読まないといけないらしい・・・。そうだよな~