今日は今年最後の出勤日。半ドンだったので昼から東京駅の「東京ステーションギャラリー」へ寄ってみた。
今やっているのが吉村芳生展。
父がファンで、実家の壁にこの人のポスターが大きく張られているので知っていた。一度見てみたいと思っていた。
題目が「超絶技巧を超えて」。
新聞紙上にえんぴつで描かれた自画像。なんと新聞自体も手描きなのだ!これが数枚かと思ったら何枚も描かれていた。
17メートル分ひたすら針金を描いているフェンスて作品もあった。365日分の自画像、1000枚の新聞紙上の自画像。花ひとつひとつを描いた藤・・・。
日常にある何気ないものでも、あえて描くことで作品になっていく。
こう書くと安っぽくなるけれど「継続は力なり」だ。
見城徹氏が言っていた「圧倒的努力」という言葉を思い出した。
吉村さんは2013年に亡くなっているけれど確実にこの世に何かを残しているよな。