ヒロニューのブログ

人生を充実させたいアラフィフ独身おじさんのつぶやきです。

2024-01-01から1年間の記事一覧

送別会と突然の出来事

最近の所感。人生の節目には何かあるという話。11月も今日で終わり。今年、わたしの勤める会社では人員削減として希望退職者を募っていた。退職期限が11月末日となっており、先々週あたりから「お世話になりましたメール」を見るようになった。いろんな…

身近に感じる戦争の狂気 (シビル・ウォー アメリカ最後の日)

前から観ようと思っていた作品。昨日IMAXで予約できたので早速イオンに観に行った。直ぐ取れるのは地方の利点だな。結構空いていたし~内容は、内戦で無法状態となった米国のはなし。女性の戦場記者リーと3人の仲間は、大統領へインタビューするため一台の…

なぜ今まで知らなかった?(死の貝 日本住血吸虫症との闘い)

この本を読んでいちばん感じたことは、「なぜ今までこんなに凄いことを知らなかったのか」という思い。読む前は、先人が日本住血吸虫症という地方病をいかに見つけて克服してきたかという内容だと思っていた。確かにそうだが二つの点が違った。1.世界的に…

スポーツジム入会の所感

只今スポーツジム帰り。程よい疲労感。筋肉の奥の方に効いている感じ。外の天気も良く清々しい前向きな気分だ。昨年から仕事がデスクワークメインとなり「何か運動しないといけないな~」とは思っていたのだが動けずにいた。そんな中、以下の二つが後押しし…

知られざる先人の努力の上に(経度への挑戦)

面白い本を読んだので久々に投稿。きっかけは「はてな」ブックマークで見た何かの記事。江戸時代に伊能忠敬が造った日本地図は精度が高いことで有名だが、現代の目で見ると縦(南北)より横(東西)の精度が低いらしい。これは緯度と経度で測定精度が違うこ…

引越しの所感(うつぬけ)

昨日引っ越した。実家を出て久々の一人暮らしを再開。これで2年近くに及んだ「うつ」から抜け完全に前の生活に戻った訳だ。さすがに疲れたので手短に所感を述べるか。今回引越しして一番意外だったのがインフラの開栓に手間取ったこと。今までは、電気、水…

我々は白人の作る世界を生きている(オッペンハイマー)

2024年アカデミー賞を受賞した「映画オッペンハイマー」を早速観に行った。 クリストファーノーラン監督はCGを使わず実際の飛行機や建物を使用する実物主義で有名な人だ。本作では世界初の原爆実験を大量の爆薬を使用して再現したという。核爆発はどんな…

自分の頭の配線が有利なんだって(イーロン・マスク[上])

一回ざっと読んだが登場人物が多くて誰が誰だか分からなくなったので再読中。今回は出てくる人の名前をノートに書きながらゆっくり読んでいる。今日[上巻]を読み終えたが先が長そうなのでここで一回感想を書くことにした。イーロン・マスクの名前は知ってい…

終わってしまった(炎は流れる1~4)

以前紹介した「炎は流れる」を読み終えた。 結局、大宅壮一全集24~27巻の4冊が対象となっていた。ざっくり書くとこんな感じ。 1(24)巻:乃木将軍の殉死、赤穂浪士のはなし 2(25)巻:高杉晋作の見た清国、欧米文化との接触、遣米使のはなし …

足るを知る生き方が美しい(パーフェクトデイズ)

独身のトイレ清掃員の日々を描いた役所広司がカンヌ映画祭主演男優賞を受賞した作品。監督は親日家のヴィム・ヴェンダース。独身で実家暮らし、一昨年うつで休職し今はかろうじて復職しているものの昔の様にいかないもどかしさを感じている自分にとって「独…