ヒロニューのブログ

人生を充実させたいアラフィフ独身おじさんのつぶやきです。

我々は白人の作る世界を生きている(オッペンハイマー)

2024年アカデミー賞を受賞した「映画オッペンハイマー」を早速観に行った。 クリストファーノーラン監督はCGを使わず実際の飛行機や建物を使用する実物主義で有名な人だ。本作では世界初の原爆実験を大量の爆薬を使用して再現したという。核爆発はどんな…

自分の頭の配線が有利なんだって(イーロン・マスク[上])

一回ざっと読んだが登場人物が多くて誰が誰だか分からなくなったので再読中。今回は出てくる人の名前をノートに書きながらゆっくり読んでいる。今日[上巻]を読み終えたが先が長そうなのでここで一回感想を書くことにした。イーロン・マスクの名前は知ってい…

終わってしまった(炎は流れる1~4)

以前紹介した「炎は流れる」を読み終えた。 結局、大宅壮一全集24~27巻の4冊が対象となっていた。ざっくり書くとこんな感じ。 1(24)巻:乃木将軍の殉死、赤穂浪士のはなし 2(25)巻:高杉晋作の見た清国、欧米文化との接触、遣米使のはなし …

足るを知る生き方が美しい(パーフェクトデイズ)

独身のトイレ清掃員の日々を描いた役所広司がカンヌ映画祭主演男優賞を受賞した作品。監督は親日家のヴィム・ヴェンダース。独身で実家暮らし、一昨年うつで休職し今はかろうじて復職しているものの昔の様にいかないもどかしさを感じている自分にとって「独…

古くても読みやすい (炎は流れる)

去年のうつリハビリで通った図書館。最近でも時々利用させてもらっている。何を読もうかな~そういえば・・・前から読みたいと思っていたけど読めていない本が有ったのを思い出した。日本人特有の精神性(忠誠心)はどこから来ているのか?を扱った本。司馬…

監督の日本愛を感じる。(ザ・クリエイター/創造者)

IMAXで鑑賞。AIと人類の戦いの話。AKIRA、攻殻機動隊、ラピュタ等日本の作品が影響しているんだろうなと思う箇所が随所あった。大体こういう話となるとAI(機械やロボット)側が圧倒的に強く、人間側が追い詰められている設定が多いのだが、この…

まだ有る抗うつ薬の離脱症状(うつ)

記録として久々の投稿。今日で抗うつ薬を断薬して45日目だけど、離脱症状はまだある。2週間くらいで完全に治まると思っていたのだが、そうは行かなかった。1か月で良くなると思っていたけれども、まだ・・・とやってると今日になった。イメージ的にはフ…

断薬開始。意外に出る離脱症状(うつ)

先月実施した抗うつ薬(イフェクサーSR)の減薬。初っ端は頭痛、めまい、シャンビリ感に悩まされたものの日が経つに連れて落ち着いて行った。よって今週からいよいよ断薬となった。薬の服用量は1日最小の1カプセル(75mg)だったし、1か月間減薬(37.5mg)…

脳リテラシーの向上を目指す(「心の病」の脳科学)

「心の病」の脳科学 なぜ生じるのか、どうすれば治るのか (ブルーバックス) 作者:林(高木)朗子,加藤忠史 講談社 Amazon うつ病などの「心の病」は、最新の脳科学においてどこまで解明されているのか知りたくて読んでみた。12人の専門家がそれぞれの知見…

減薬開始(うつ)

おかげさまで体調は安定しています。いよいよメンタルクリニック先生の診断をいただき今週から抗うつ薬の減薬を開始している。 今までイフェクサーの75mgカプセルを飲んでいたのが半分(37.5mg)のものになった。薬を減らす方向なので身体への影響は気にしてい…

足るを知る生き方(天路の旅人)

天路の旅人 作者:沢木耕太郎 新潮社 Amazon www.nhk.or.jp 今年年始にクロースアップ現代で放送され気になっていた。 本の主人公西川一三は戦時中から戦後にかけて中国内陸部からチベットへ抜けインドまで過酷な旅をした。日本に戻った後は岩手県に化粧品卸…

地元の歴史も興味深い(歴史トークイベント 磯田道史と聞く「女たちの関ケ原」行きました)

歴史研究者磯田さんの話を生で聞いてみたいと思い「女たちの関ケ原」という山陽放送主催のトークイベントにダメもとで応募したら当選してしまった。開催が平日だったので昨日は休暇を取って行くことにした。 会場は県庁近くの市民文化ホール。開場前に行った…

修理できるスニーカー(スピングルムーブ)

修理に出していたスニーカーが戻ってきたので誰かの参考になればとプチレビュー。対象スニーカー:スピングルムーブ SPM-110 Ivory(2018年に購入) 修理前の靴底はこんな感じ。かかと部分が摩耗。 そろそろ買い替え時かな~と思っていたが、購入時に店…

復職100日目の所感(うつ)

昨日復職してから100日が経過した。 おかげさまで何とか休まずに来れた。今ではすっかり気分が休職前に戻り、昨年3か月も休んだことがウソの様な感じがする。以下100日目の所感あげてみる。

国の関係も家族から(トッド人類史入門)

トッド人類史入門 西洋の没落 (文春新書) 作者:エマニュエル・トッド,片山 杜秀,佐藤 優 文藝春秋 Amazon 「人間関係の基本は家族との関係から」というはなしを人からされたことがある。それだけ家族との関係は他者との関係を構築する上でも影響するというこ…

閉塞感からの崩壊(イニシェリン島の精霊)

最近観た映画で最も好きなのは「スリービルボード」。意外な話の展開、人物描写が秀逸だった。(以前ここにも書いた) hironew170109.hatenablog.com そのマーティン・マクドナー監督が撮った最新作。ちらっと見た岡田斗司夫氏のユーチューブでは「タブーを…

次のステップへ(うつ)

今日で1月も終わり。復職して40日出勤したことになる。おかげさまで体調は安定していて今のところ1日も休まずに済んでいる。また同僚から「あいつだけ~楽しやがって」という感じもほとんど無い。先日、復職後の産業医面談があって「順調です」と答えて…

あけましておめでとうございます(2023年)

あけましておめでとうございます。 おかげさまで心身おだやかな正月を迎えております。 運気を見ると昨年は自分にとって大殺界の年だったようだ。 占いは信じていない方だったが、こういう結果を見るとなるほど確かに当たってるな~と思えた。だから新年のカ…

復職しました(うつ)

先週復職した。三ヶ月ぶりに職場に入る。就業リハビリで近くまでは来ていたが、いざ職場の事務所に足を踏み入れるとなると緊張する。ドキドキ「おはようございます。」 「長い間ご迷惑をおかけしました。」 と周りの人に頭を下げながら席に着く。幸い会社の…

繊細な復職カウントダウン

先週産業医面談を実施し、ついに来週から復職することとった。は~、休職終わるとなると早かったかな~「就業リハビリ」は先週で終わったのだけれど、スムーズに従来の生活へ移行するために今週もこの生活を続けることにする。 昨日は朝からリニューアルした…

就業リハビリ開始

お久しぶりです。おかげ様で体調は大分回復しております。前回に引き続き今回も時間つぶしでブログを投稿~いよいよ今週からは復職に向けて本格的に動くことになった。会社との面談の結果、現実的に考えて今の私には「復職」が最良の選択だと判断したのだ。…

広島ありがとう(休職中)

久々の投稿。(前回の投稿から4ヶ月も経つのか〜。)先ほど荷物の搬出が終わった。夕方広島を去り明日から岡山の実家に戻ります。(カギの引き渡しまで時間があるので書いてます。) あれから色々あり8月に体調が悪化。うつと診断されてしまった。 9月から休職し…

キツかった5月【適応障害】

この5月は気候は良かったが精神的には中々キツイ一か月だった。ブログをアップする気分ではなかった。色々動いて今なんとか気分が少し改善している。時が過ぎると気分も変わりそうなので備忘録的に残しておこうと思う。 ことの発端は4月。仕事内容が変わっ…

行動と経験は大切にしたい(ゼロで死ね。)

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール 作者:ビル・パーキンス ダイヤモンド社 Amazon 4月に読んだ本。お金を貯め込んでも墓場まで持っていけないので死ぬときまでに使い切りましょう。というはなし。まあ理想はそうだろうけれど、実際みんな自…

じわじわ来る魅力(ドライブ・マイ・カー)

昨日は休みが取れたので話題の映画「ドライブ・マイ・カー」を観に行った。 dmc.bitters.co.jp 平日なので人少ないかなと高をくくっていたが、そんなことは無く会場は満席状態。何とか確保できた最前列で鑑賞した。 内容は村上春樹「女のいない男たち」の中…

一日で読める良書(自分の時間 1日24時間でどう生きるか)

自分の時間―――1日24時間でどう生きるか (三笠書房 電子書籍) 作者:アーノルド・ベネット 三笠書房 Amazon 「時間をいかに効率よく使うか」というテクニック的な内容が書かれていると思い読んでみた。確かにテクニックは書かれているけれど、内容は一段深…

おじいさんの負けん気(あるくと)

最近、わたしの働く職場では、組合活動の一環として「健康維持のためのウォーキング」を奨励している。ウォーキングラリー形式を採用し、上位者にはQUOカードを配布する等活動を活性化させる工夫をしている。当初は各人が歩数を共有エクセルに入力することで…

街中の何だこれは(横山裕一ネオ漫画)

先日バスに乗ったら前席の背面にこんなものが貼ってあった。なにこれ?漫画?ポスター?じ~っと見ても意味が分からない。顔?何が描いてあるのかも分からない?何なんだこれは? 良く見ると下に説明があった。”横山裕一による描き下ろし漫画が、街中に出現 …

民主主義がいいとは限らない(国家の尊厳)

国家の尊厳 (新潮新書) 作者:先崎 彰容 新潮社 Amazon 今年最初に読んだのはこの本。著者の先崎さんは「BSフジプライムニュース」(最近よく見る)にたまに出演していて、いつも参考文献を引用しつつ自分の意見をロジカルに語る姿が印象的な人だ。自分もこう…

昨年のまとめと2022年の目標

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 年賀状を20枚程書いたけれど5枚返って来ていない。皆で申し合わせたかのように急に年賀状離れが加速しているよな〜(来年は減らそ) あと何?ここに来て広島ではコロナが急増。 今日なんて67…