昨日は休みが取れたので話題の映画「ドライブ・マイ・カー」を観に行った。
平日なので人少ないかなと高をくくっていたが、そんなことは無く会場は満席状態。何とか確保できた最前列で鑑賞した。
内容は村上春樹「女のいない男たち」の中におさめられた短編小説。
舞台俳優で監督の男が急死した奥さんとの心の溝を再生していくはなしか。
(奥さんが語る奇妙な物語はどこかで聞いたことがあるので原作を読んでいたかもしれない。)
主人公家福(かふく)の作る舞台はロシアのワーニャ伯父さん。これを色んな国の俳優がその人の言語で演じるというもの。(韓国手話もある)正直良く分からないし退屈だった。
各俳優の演技は良かった。特に岡田将生が車内でこっち見ながら語る鬼気迫るシーンが印象に残った。
ただ、日本人俳優ということでドラマなんかで見るしちょっとバイアスがかかっているかも知れないな。これが見たことない韓国人俳優だったりすると作品の評価が上がるのだろう。
ロケ地が広島だったのも「ああそこ知っている」と気が散ってしまった。
みさきお気に入りの場所:広島市中工場(ごみ処理場)
昨年川沿いウォークで行っていた。中々いい所だな~と思っていたよ。
物語で重要な場所:新天地公園(最近はPCR検査場になってる)
ここは映画を観た帰り道に同じアングルでパチリ。
右駐車場フェンスの落書きはそのまま出ていたんじゃないか。妙な感じ。
ん~見た直後はそんなに感動しなかったけれども・・・でも一日経った今思い返すと何か感じるものがある。退屈だったワーニャ伯父さんの舞台セリフもじわじわ来るものがある。確かに評価が高いのも分かる気がする。
これアカデミー賞を取ったら凄いことになるんじゃないか~
星3→4/5じわじわ