ヒロニューのブログ

人生を充実させたいアラフィフ独身おじさんのつぶやきです。

今年はwantを意識して(もしも一年後、この世にいないとしたら。)

あけましておめでとうございます。

今回の年末年始はこの本を読んだ。

もしも一年後、この世にいないとしたら。

もしも一年後、この世にいないとしたら。

  • 作者:清水研
  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2019/10/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

著者は、がん研究センター中央病院で精神腫瘍学(がん患者の心のケア)を行っている先生。日々、がん患者と向き合っていく中で色々と学んだことが書かれていた。

がん患者の心のケアとは、がんを患ったことで弱った人の心をケアしていくことだと漠然に考えていたが、実際がん患者の心は告知から徐々に変化していくそうで、それに寄り添いながらゆっくり行うそうだ。

人の心はレジリンス(悩みに向き合う力)を持っており、病気と向き合う過程で新たな世界観を見つけるPTG(心的外傷後成長)というものがあるらしい。こういう医学用語があるということは誰しもが持っていることということか。人間は強いよなと思えた。

でも、自分が先生だとして、人の生き死にに関わる話を聞いて、仕事が終わってTVのお笑い番組見て素直に笑えるだろうか?とても自分には務まらない様な気がする。

mustとwantの話が印象的だった。
普段の生活がまじめで優秀な人ほどmust優先でがんになったとき自分が何を欲しているのか分からなくなり戸惑うらしい。これがレジリンスを妨げるため場合によっては患者の生い立ちや生き方などにも触れてケアしてくれるそうだ。ありがたい仕事だ。

幸い自分は健康であるが今年はwant(わたしは何を欲しているのか)を意識して日々を大切に生きていこうと思う。

 

今年もよろしくお願いします。

 

機嫌を直してくれるほど美味い(春日亭の油そば)

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なんか急に食べたくなるものってあるよね。

昨日は急に「油そば」が食べたくなったのでアキバの春日亭へ行ってみた。


流石に有名店。15時回っているも店先には列ができていた。
10分ほど待って席に着く。

 

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鳥豚(とりとん)油そば 並 680円 <一番人気>

「これこれ!」

空腹で少々機嫌が悪かったのだが一口食べてそれも吹き飛んだ。

酢とラー油を混ぜていただきます!

ズルズルズル~


誰が考えたんだろう。

 

書いてると、また食べたくなってきた~。

これからは好きなもの書いてみようか。

とりあえず書いてみる

久々に投稿。

考えれば考えるほどブログに投稿し辛くなる。今日は早く帰られたので書いてみた。まずは手を動かして~

師走だからか?
会社全体が忙しくなっている。

職場の雰囲気が悪くなっている様に感じる。
上司と部下(同僚)の関係が悪化している。年齢が近いだけに言うことを聞かない部下が居る。改めて人を扱うのは大変だなと思える。
仕事はできるけれど扱いにくい人、仕事はそこそこだけれど扱いやすい人。

クルマに例えると、「運転が難しいスーパーカー」と、「運転が楽だけれど遅い大衆車」みたいなものか?
わしは大衆車なんで地道に行くしかないね~
もっと効率よく走らないとな~

って言うには、まずある程度の休みが必要なんだよな。

 

休む技術 (だいわ文庫)

休む技術 (だいわ文庫)

  • 作者:西多 昌規
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2013/12/30
  • メディア: 文庫
 

早い段階で休暇の愉しみを設定しておくことも大切ね。直前にならないと考えないんだよな。

 

999.9の眼鏡はいいね

8年ぶりに眼鏡を新調した。

「眼鏡はイイものにしておかないと、女性はそういうところ見てるから」

と、昔知人の女性に言われたことがあり「眼鏡はイイもの」にしている。(全然もてないけれどね)
色々安い眼鏡屋さんがある中、こだわりのある眼鏡メーカー「999.9 フォーナインズ」で購入した。

www.fournines.co.jp

全部で7万円ほどしたんじゃなかったか。買った当時は「高すぎた~」と、後悔の念もあったが、使ってみると早速ものの良さが分かってくる。軽いし、顔に馴染むし、結局大のお気に入りになっているのだった。

よって今回も999.9 フォーナインズへ。

今回は、前回のキリっとしたメタルフレームから定番型のプラスチックフレームタイプにしてみた。

 

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上(今まで):S-100T

下(購入品):NP-725

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右つるがちょっと浮いているのは微調整の証。細かいフィッティングもしてくれます。

 

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フォーナインズの象徴。逆Rヒンジ構造。
眼鏡に負荷がかからない様に細かいギミックが随所に見られるのもこのメーカーの魅力。

 

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モノクロ映像は色々なものを綺麗にしてくれる(ローマ)

今日は天皇即位礼正殿の儀ということで祝日。朝からTVで儀式の様子を観る。
日本独特の服装や建物を見ると、綺麗だな~世界に誇れるな~なんて思えた。
天皇が宣言するところで天気が一瞬晴れたところは神秘的だった。

とはいえ、その後、天気は再び曇り空となり、交通規制の都心へ行く気にもならないので部屋で過ごすことにした。

そこで前々から観たかった映画「ローマ」を見てみることにした。

情報:
監督はゼログラビティのアルフォンソ・キュアロン。あんな宇宙映画撮った人がこんな作品を撮るのか?と思ったが、後で映像へのこだわりは通ずるものがあるんだろうなと思えた。2018年度金獅子賞受賞作品。

舞台は1970年のメキシコ。(ローマてのはその街の名前らしい)主人公の使用人女性クレオから見た日常風景が描かれている。
引き気味のモノクロ映像はじっくりとその場を映し出し、全体的に美しい作品だった。
モノクロって色々なものをフィルターにかけてくれるのでいいね~。
無駄な音楽が無いのでドキュメンタリー作品を見ている気分にもなった。
なぜか、当時のポータブルラジオ、角ばった車、服装、子供の遊ぶおもちゃそういう組み合わせはあの時にしか無い尊いものなんだろうなと思えた。
クレオ~しっかり生きてくれ~!涙
★4.5/5

今回この作品を観るためにNetflixに登録してしまった~。観るかな~?

予告:観たくなるでしょ?


『ROMA/ローマ』ティーザー予告編 - Netflix [HD]

翌日の江戸川(台風通過後)

いやぁ久々に台風が怖いと思った。
変なアラームが何度もスマホから流れてくるし、TVニュースでは「命を守ってください」と言ってくるし、「数十年に一度の規模」とか書かれてるし。
アナウンス通りゴ~!と暴風雨がやってきて何事もなかったかのように静かになった。

昨日、怖いもの見たさに台風通過後の江戸川の土手へ行ってみた。

「おお・・・」

川は想像以上の状態になっていた。
一段下の遊歩道やサイクリングロードが完全に水没していた。

 

■台風通過後翌日(2019/10/13 14:12)

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■参考:いつもの状態(2014/6/1 15:35)

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6号線橋げたのかなり上部まで水位が上がっている。

 

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6号線橋をまたいだ北側。完全に水没。

 

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都市部の治水事業はかなり手が入っていて、あれだけの台風が通過しても持ちこたえた。ありがたいことだ。めったにないことだけれども備えておくことの大切さを痛感した。


でも、これからは「めったにない」と言えなくなるのかもね。環境破壊のツケがやってくるか?1階に住んでるし浸水についてもっと真剣に考えないといけないかな。

全てが救われた男

前の会社で同期だったヤツが結婚した。未だに独身の同期は何人かいるが(もちろんその中にはわしも入っている)、ヤツが離脱することは予想外だった。ヤツは結婚から最も遠くに居る人間だと思っていたからだ。

若い頃のヤツは口を開けばいつもネガティブなことばかり(まあ、その毒吐きが面白いところもあったけれど)、「結婚する意味が分からない」ともよく言っていて、世の中を斜に見ていた様に思う。服装は無頓着でおじさんスタイル、顔もいつも不機嫌、女子が近づく要素が全くない。ヤツの将来は偏った暗いものになるだろうと、勝手に想像していた。

会社が分かれて十年、そんなヤツが「入籍しました」と報告してきた。

「ええ?!」

式もパーティもしないそうなのでささやかな飲み会を企画してみたら 嫁さん、連れ子の娘さんも来てくれた。
「まじか~、こんな綺麗な嫁さんにこんなかわいい娘さん?」
ヤツと嫁さんと娘さんの写真を撮る。
笑顔が輝いていた。
おいおい、そんな顔してたっけ?(昔の君は写真すら写るのが嫌いだったはずだよ。)照れることもなく、否定するわけでもなく、出し惜しむことのないヤツの自然な笑顔。
それは、今までのフォース暗黒面が払拭され、全てが救われた男の顔だった。
「結婚する意味が分からない」と言ってたのは本心じゃ無かったのか?そもそもヤツの中には何か別のものが有ったのか?良く分からない。
ただ言えることは、嫁さんと娘さんには気に入られているということ。これは間違いない。結婚報告には驚いたが、ここまで他者と暖かく過ごしているヤツを見るのは何十倍も驚いた。

人間ここまで変わるのか~。 
人生何が起こるか分からないな~。

「何が起こるか」というと暗い方向を考えがちだけれど、明るい方向に行くこともあるのだな~。

今回初めてそれを目の当たりにした。

ヤツがここまで綺麗な大逆転ホームランを打つとは・・・。

悔しいとか羨ましいとか結婚しなきゃ駄目だろうとかそういう気持ちは一切無く、ただただヤツを祝いたい。

おめでとう

微熱攻撃

25日の帰宅時から身体の具合が悪い。何かフワフワした感じ、帰ってから体温を測ってみると37.2度と微熱が出ていることが分かった。その日は大事をとって早めに就寝した。

 

26日、残念ながらフワフワした感じは残っていた。

抜けられない会議二つをこなし速攻で帰宅する。その頃には悪寒が走り悪化状態。初めて弱冷房車の有り難みを知った。

夜中、熱いのか寒いのか?何度も起きては水を飲む。明け方にシャツが汗でぐっしょり。よし!解熱作用か?と思ったが朝まだしんどい。

 

27日もどうしても休む訳には行かないので出勤。こんなに通勤時間が長いとは思わなかった。一回有ったうんこ我慢時並みの地味に辛い時間だった。

偏頭痛で顔を歪めながら仕事を終えた。

22時に帰り横になる。熱いのか寒いのか?頭の中の設定がはっきりしないまま寝ていると変な夢をみた。色んなスイッチがカチン!と一度に入る。熱いのか寒いのかの影響か?あるスイッチはONになり、あるスイッチはOFFになる。ハッと起きるとシャツがかなり濡れていた。解熱作用か?

 

それでも今朝になってもまだ頭が痛いのは続いている。

スマホで偏頭痛を検索するとカフェインが脳の血管を収縮させるので効果的とあった。コーヒーを飲んでみると確かに頭痛が治まった。

それでもまだ熱はあるみたい。←いまここ

明日起きて熱があれば病院にいこう。

ここまで書き込める元気はあると思いたい。

何なんだこれは?風邪?ウイルス?毎年少しずつ症状が違う風邪に襲われてる気がする。使徒をイメージするわ。

何だこれは!斜め上の上を行く中華SF小説「三体」

話題の中華SF小説「三体」を読んだ。

 

な、何だこれは!!!

 

久々にハマってしまった。次が知りたくて読書が止まらなくなった。

 

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内容は、よくある異星人遭遇もの。

読む前の勝手なイメージでは、三体の異星人が出てくるバイオテクノロジー的な話かと思っていたが、全然違った。かすりもしなかった。

全く話がどう進むのか分からない。想像の斜め上の上を行く内容だった。

中国が舞台てのが新しい。

異星人と遭遇するSFって、無意識に欧米人が主人公で欧米の研究機関が関わるって思ってない?それが全て中国になっている。この作品はそこがキーとなるのだが、そこら辺から頭を揺さぶられる。

著者劉慈欣(りゅう・じきん)氏の裏打ちされた専門知識の量が半端ない。(実際の物理学や天文学の話がさらっと出てくるのが心地よいし、HP製サーバーシステムの固有名称なんか出てくるので説得力がある)これを読んで、こりゃ中国に負けたなと思ってしまった。勢いを感じずには居られない。
ちょっと前までは、中国なんて遅れててダサイし胡散臭いと思っていたが、いつの間にか最先端を行く国になっているんじゃないか?と言わざるを得ない。
世界は変わってきている。

はなしは「あれ?こんなペースで良いのか?」

と、減っていくページ数と内容の展開に齟齬を感じていくうちに終わってしまった。

「え~!!」


よくよく調べると「三体」は三部作の様だ、あとに「黒暗森林」「死神永生」というのが続くらしい。
てか、本国では2100万部も売れて2010年に完結している。
オバマ前大統領も何年か前に「三体」を読んでファンになっているそうだ。
わしが知らないだけか?


続きの日本語版は2020年に発行されるそうな。(このタイムラグは何なの?)

 

とにかく早く続きを読ませてくれ~!!!

 

三体

三体

 

 

会社辞めたい病

首都圏の皆さん昨日はお疲れさまでした。

台風15号の影響で、昨日は久しぶりに出勤地獄を味わった。
10年近く東京に居るけれど、今までで一番、電車内で圧迫された。
満員電車で骨折した人が居るそうだが、それも分かる気がした。

「ぐぅぅ~」


いつも1時間のところを2時間かけて出社。同じく出勤する人々を見ていると、今日くらい休みにできないものかね?これだけネットが使える時代、実際に会社に出勤する必要がある人はどれ位いるのか?とか考えてしまう。もっと在宅ウォークを導入しないとね~来年のオリンピック時期はやばいぞ。

「はぁ~」と事務所の席に着いたのも束の間、すぐに現場応援に駆り出された。
あまり詳しくは書けないけれども、冠水復旧で24時間近く仕事する羽目になった。


今朝何とか復旧して良かったのだけれど、能力以上のところにぶっこまれて、久々に仕事辞めて~と思った。最近はハードな状況になると気分がこうなる。


「さーさーさーさー」
東京ガスのCMで指原が踊っているのを見て、彼女も良く仕事してるよな~と感心してしまう。
仕事している人は皆、すごいよな~。よくやってるよ。


心が弱ってる。寝ろ寝ろ。 

丁寧に描いている(ワンスアポンアタイムインハリウッド)

半年ぶりに映画館へ行った。観たのは”ワンスアポンアタイムインハリウッド”。
クエンティン=タランティーノ監督が好きだからねー。

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内容:舞台は1969年のハリウッド。落ち目の俳優リック(レオナルド=ディカプリオ)と彼のスタントマンクリフ(ブラッド=ピット)の日常と、ある事件に巻き込まれるはなし。

後で調べたけれど、この作品は実話じゃないみたいね。実際の事件をモチーフに作られたフィクションで、リックもクリフも実在しなかった。ブルースリーやマックウィーンなど実在の人たちが出てくるけれど史実とはちょっと違うはなしだった。(イングロリアスバスターズでヒトラーが殺される様な感じか)それであのシーンがあるのか~と、タランティーノの優しさが分かった。

以下感想

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復活してほしい(プテリス土の入れ替え)

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以前にも記事にしたことがある部屋の観葉植物プテリス。

何とかしぶとく生きている。

それでも最近は全然大きくならない。

2年ほど前に購入したサーキュレーターの風で倒れ、かなり弱ってしまったからか?

たまに栄養剤を投入しているんだけれどな~。

そもそも、もう土に栄養がないのかな?と考えていた。

 

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昨日、別件で寄ったホームセンターで観葉植物用の土を発見。「こんなに小さく売っているんだ」と買ってみた。(一袋90円)

 

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あおもりに行ってきました(その3/3)

青森旅行最終日。午後は移動になるので、勝負は午前中。開館前の三内丸山遺跡へバスで向かう。グーグルには無かったけれど、遺跡へは市内から20分ほどで直行できた。

 

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着いてびっくり。こんなに立派な建物だとは・・・予想外だった。遺跡に入るには出土品の展示物、歴史説明、お土産コーナーが在るこの建物を通らなくてはならない。(今は土偶展やってた)

 

9時。開館と同時に中へ入る。

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建物の裏手に広大な敷地。この遺跡は、もともとスタジアムを建設するべく土地を調査していたら見つかったものらしい。広さは東京ドーム7個分にも及ぶそうだ。

この道路幅は縄文時代そのものだとか。

 

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しばらく歩くと復元された建物が見えてくる。茅葺好きにはたまらない。

 

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せっかくなのでガイドさんの説明を聞きながら巡ることにする。

 

約5千年前、ここで縄文の人々は1700年間もの間暮らしていたそうだ。武器など争いの形跡は無く、穏やかに暮らしていたのだそうだ。1700年て何世代だろう?今の我々よりよっぽど安定した生活をしているよな。

 

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奥にある巨大な茅葺の建物。

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中に入ってみると外から見る以上に広い。ここは集会に使われていたか?共同住宅か?

 

次に三内丸山遺跡を決定づけた場所へ案内される。

 

これが一番驚いた。

 

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あおもりに行ってきました(その2/3)

二日目。この旅のメインイベント「恐山」への参拝に向かう。

ルートはざっとこんな感じ。

 

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※写真は恐山までのルートが出なかったので手前の下北駅までのもの。恐山はポインター左の宇曽利山湖(うそりやまこ)に隣接する形で在る。下北駅からはバスで45分ほど。よって片道はトータル2時間40分ほどかかる。

 

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青森駅からは、第三セクターの「青い森鉄道」というかわいい鉄道で出発。 

 

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列車も青でかわいく2両編成と小さい。

 

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東北に来るといつも思うが、緑が濃い。関西と違い緑の怖さを感じる。

 

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45分ほど走ったところに在る野辺地駅でJR大湊線に乗り換える。

快速とあったが同じく2両編成だった。

「これ?」

と、拍子抜けしてしまった。

こっちは座れず、更に45分ほど下北半島を北上する。
 

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11:07に下北駅着。

恐山行きのバスは11:15出発なので急いで乗り換える。

「恐山」という文字がおどろおどろしい。ここから更に45分程度かかる。(料金800円) 

 

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山に入ると霧で周囲の景色が見えなくなってくる。異世界に入っていく感じだった。

 

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途中「冷水」というバス停で停車してくれる。「飲むと長生きできる」という冷たい清水を飲むことができた。 

 

そして恐山へ。

 

 

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到着した恐山。

湖と霧がもの悲しい雰囲気。写真では分からないけれど硫黄のにおいが漂っている。

 

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イカーで来ている人も多い。

 

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まずは腹ごしらえ。入り口横のお食事処でカレーを注文した。

おひとりさまでテーブル端に陣取ると、別のおひとりさまが前のテーブルに同じように座り、更にもうひとりのおひとりさまが左手のテーブルに同じように座った。

こういうところに来るおひとりさま男子は似たような感じなのか・・・ちょっと気まずかった。

幸いカレーが出てくるのが遅かったので、彼らと参拝が被らずに済んだ。似たもの同士てのは嫌なものだ。
 

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門をくぐり境内へ入る。 

 

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境内には温泉が湧いており、男性のみ入れる様だった。(中をのぞくと混んでいたので入らなかった) 

 

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正面の建物に参拝し、左手奥の岩がむき出しとなった山へ行くのが流れらしい。

そちらの方は硫黄の煙が漂う荒涼とした独特の雰囲気がある。小石を積み上げたもの(墓?)が幾つもあり、風車がカラカラと音を立てて回っている。その間にある参拝の対象を巡ると御利益が有るそうだ。(小銭を多めに持っていくと良い。自分は途中で無くなってしまった)

 

ぐるりと歩いていくと、先ほど見た湖の方につながっていて、そちらは死後の世界みたいな静寂な風景だった。

 

結構な人が 写真をパシパシ撮っていたが、とてもそんな気分にはなれなかった。

 

恐山という響きから持っていた、おどろおどろしいイメージとは異なる場所だった。ただ昔からの信仰対象だったのだろうという神聖な雰囲気は感じられたか。

おじゃましました。

 

15時のバスで下山する。(バスは本数がなく13時の次はこれとなる)

 

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帰りは下北駅からリゾートあすなろ号で野辺地へ。全席指定。小さい車両だが造りが立派だった。

野辺地から青森に向かう頃やっと天候が回復してくる。下北半島とこっちでは気候が違うのかも知れない。

 

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調べると恐山は18℃だった。どうりて寒いわけだ。青森に戻って温泉に入って温まることにした。 

 

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夕食は今夜もほたて。ホタテフライ定食。( 普通だったかな。)

お疲れさまでした!